看護師&保健師。方眼ノートトレーナ。子供が不登校のお母さんを応援をしている加治木みちさんです。

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1.      保健師 (健康保険組合員の健康診断に引っかかった方の面談)

2.      心理セラピスト(不登校のお子さんを持つお母さんを応援)

3.      看護学校の講師

4.      方眼ノートトレーナー
 

現在フ、リーランスで保健師の仕事を中心に、そのほか全部で4種類のお仕事をされているスーパーウーマン!
それぞれのお話をお聞きしました。

 

 

―――保健師になった理由を教えてください。

 

元々は看護師だったのですが、途中で大学に編入して保健師になりました。

看護師は、叔母が神戸大学付属病院の看護師をしていて、憧れていたということと、母の強い勧めもあったので、その道に進みました。

 

 

 

看護師時代、働き盛りの患者さんが病気がひどくなって運ばれてくるのをまのあたりにし、“ここまでひどくなる前に何かできなかったのか?”という思いが強くなったんです。

 

 


そして、予防について学びたいと思い保健師になりました。

 

 

 

―――心理セラピストとは、どんなお仕事をされているのですか?

 

 

不登校のお子さんを持つお母さんの悩みの根本原因にピンポイントでアプローチすることで、問題を解決しています。

 

 

お子さんが不登校になると、お母さんがいろいろな事から断絶されたり、世間から責められていると思い込んだり、

夫婦関係も悪くなったりして、どうしたらいいか分からなくて悩んでいるお母さんたちがほとんどです。

 

 

不登校については、顔が違うように原因も様々。
最近は発達障害が原因で、コミュニケーションに問題が生じ不登校になる子供が増えています。
不登校になってから初めて発達障害が判明したということも少なくありません。



そんな時、お母さんの心の持ち方や不安に対する対応などにも力をいれています。

またお母さん自身の子供の頃に遡って話を聞き、つまずいている部分を開放してあげると、驚くほど変わります。

 

 

 

ある不登校のお子さんは、朝は血圧が極端に下がって起き上がれないほどなのに、午後になるとピンピン元気になるという状況でした。

ところが、お母さんの気持ちや子供に対するあり方が変わったら、お子さんが登校するようになりました。

 

 

 

他にも、8か月学校に行かなかった子が、1日で行けるようになったこともあったんですよ。

 

 

 

―――心理セラピストとして、不登校のお母さんのフォローを始めた理由を教えてください。

 

 

私自身、昔から親子関係について興味がありました。
だから大学の卒論も「2000g以下で出産したお母さんの心理」をテーマに研究しました。


また心理セラピストをしていることもあり、身近で不登校の親子のサポートをすると、みるみる良くなった経験から
不登校をテーマに心理の仕事をしています。

 

 

 

―――心理セラピストになった理由はあるのですか?
 

 

私自身、ずっと生きづらさを感じながら生きてきました。

なので、ずっと人間の心理には興味があり、大学では心理も学びました。

そして、9年ほど前から、本格的に心理を学んだのです。

 

 

 

心理を学んで分かったことが、自分の子供の頃に受けた心の傷を引きずっていたことです。

後で誤解だと分かったのですが、子供の頃は、両親は仲が悪いと思っていました。

そんな二人を見ていて、自分も父親に嫌われていると思い込んでいたんです。

 

 


心理学を学んでいろいろな事が分かり、父親に“ありがとう”と感謝を伝えることができました。

そして、その時の父親の表情と言葉を聞いて、自分の気持ちも解けて、その後すごく生きやすくなったんです。

 

 

 

実は、私と同じように子供の頃に、心に傷を負い、それを知らず知らずのうちに引きずっている人が多いので、その人たちのために何かしたいと思いました。

 

 

 

 

 

―――方眼ノートのトレーナーになられたきっかけはなんですか?

 

 

たまたま別の方のタイムスケジュールセミナーに参加したときに、その講師の方が“高橋政史氏の方眼ノート術”のことをFacebookで投稿されていたのを見ました。

 

 

 

すぐに興味を持ち、”ワンディセミナー“に行き、その素晴らしいノート術に感動しました。

「これは教えたい!」と思いましたね。

 

 

 

このノート術は、いろいろな成果を出すスピードが加速できるんですよ!
ノート術を会得してから、行動できるようになり、健康セミナーの仕事がたくさんいただけました。

 

 

 

また、頭を整理することができるので、親子の揉め事も、ノートに書きながら会話するだけで、あっさり問題も解決するんです。

学生にも、仕事にも活かせるというノート術なので、様々な人に受けてもらいたいなと思って活動しています。

 

 

 

 

 

 

―――お仕事をされていて、どんな時に幸せを感じますか?

 

 

ずっと下を向いて解決しなかった人が、悩んでいた時のことをすっかり忘れて楽しんでいる姿を見た時ですね。

他にも、10年間断絶した親子関係が回復したり・・・

 

 

 

ノートを書くだけでなりたい自分になれる。人生が大逆転し、今までとはガラッと変わる。それの目の前で見せていただいて喜んでいただけたことを実感した時が幸せですね。

 


 

 

感想

 

 

みちさんは、今年の12月に、公認心理師の国家資格を勉強中で、“試験で頭がいっぱい“とのことでした。

この公認心理師の資格を取れば、“身体のことも心のことも、国家資格者となれるから・・・“と、仕事もしながら勉強を頑張られています。

 

看護師で予防が必要だと感じて保健師へ、生き辛さを感じて心理学を、頭を整理して成果を出したいと思い方眼ノート術を・・・

みちさんからは、体験して疑問に思ったことがあれば、それを学びクリアにして先に進むという力強さを感じました。

 

 

疑問に思っても、そのまま受け入れてしまう人もいる中で、みちさんはその疑問を払拭行すべく行動する方!!

 


一人で4役もこなせるのは、その“知りたい、解決したい”という好奇心と、行動力があるからなのですね。

 

 

お忙しい中インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。

公認心理師の国家試験に向けて頑張ってください!!

 


応援しています!!