現役大学3年生であり、学業のかたわら、ライター、グラフィックレコーダー、イラストレーターのお仕事も開始されている島内未来(しまうちみく)さんです。
 

今年の4月からインターンとして本格的に仕事を始めた未来さん。
話を聞くと、“ある人との出会い”が大きく影響している様です。
まるでその出会いは、以前から決まっていたかのように未来さんにやってきて、そこからの展開が驚く速さ!!



現役大学生のお仕事とは?? そのきっかけは??
いろいろと伺ってみました!!



――――仕事を始めたきっかけを教えてください。


偶然知り合った方から、社員インタビューの仕事を依頼されたことがきっかけでした。



去年の年末年始に、下田市へリゾートバイトに行った時のことです。
バイトの休日に、“せっかくだから下田の街を観光しよう!”と歩いていて・・・



休憩しようと、偶然あるコミュニティエリアの敷地内に入った時に、YouTuberのような機材に囲まれて作業をしていたSさんと出会いまいした。
Sさんと、自己紹介から始まり、下田という地域についていろいろとお話をしました。



“下田の街の魅力をどうすればもっと伝えられるか”“地方の街の魅力について”などについて話をしました。
そこで、私に興味を持っていただいて、下田の街で働いている別の方をご紹介いただいたのです。



次の春休みには、その方に紹介してもらった会社で、インターンとして社員インタビューのお仕事をさせていただいたのが始まりでした。



その後、私の働きを見ていたSさんに「今度は、うちの会社でライティングしてみない?」と誘ってもらったのです。

「私にやらせてください!」と即答して2社目のインターンが決まり、本格的にライティングをすることになりました。





――――インタビューやライティングを実際にやってみていかがでしたか?


はじめはどれも手探りでとても難しかったです。
インタビューもライティングも基本がわからなかったため、とにかく実践で学ぶスタイルでした。

 

 

インタビューの様子や記事内容をフィードバックしてもらう度、インタビューを受ける方が答えやすい聞き方や、読者に伝わりやすい文章の書き方などを研究し、徐々に改良していきました。


日本語の使い方や文法なども学びながら、一歩一歩力をつけている最中ですね。
現在は、イベントレポートや移住者へのインタビュー記事を書いています。



イベントレポートはイベントの内容に加え、参加者の声やイベントの雰囲気を感じられるように執筆し、さらにプラスしてグラフィックレコーディング(通称:グラレコ)も描いています。
グラレコも描くことで、文字とビジュアルの二重の伝わりやすさを表現していますね。




―――グラレコを書き始めた理由を教えてください。

Sさんが趣味でグラレコを始めていて、教えていただいたことがきっかけです。
グラレコを初めて見た時に、「これ、すごくいい!」と感動しました。


文章を読むのが好きな人にとっても、活字が苦手な人にとっても需要があると感じ、ライティングと並行してグラレコもやってみることにしました。

 

 

実際描いてみると、ライティングの息抜きになり楽しかったですね。

現在はライティングに軸を置いているため、グラレコは趣味の一環として捉え、依頼された仕事をおこなっています。



―――グラレコはどのように学んでいるのですか?

本やSNSに投稿されている有名な方のものから学んでいます。
何が自分と違うのか、色使い、影の書き方、わかりやすいビジュアルなど、たくさん研究しています。


例えば、“痩せる“という行為を表す場合に、そもそも運動しているところなのか、運動しているのであればどのような運動をしているかなど、描き方1つで印象が変わります。
有名なグラフィックレコーダーの方は、その点をどのように工夫しているのかをよく見て、参考にしています。


ちなみに、今月末にはグラレコの基本となるイラストの描き方を知ってもらおうと、“イラストのお試し講座”を開くことになっています!

 





―――仕事をしてみて良かったことはありますか?


自分の可能性に気が付けたことです。



これから就職活動を始めるにあたって、自分のアピールポイントがないことに気が付きました。
そこで、他の人とは違うスキルを身に付けて、自分に自信をつけたいと思ったんです。



実際に仕事をして、「自分は文字やビジュアルで表現をすることができる」ことや、「自分は発信することが好き」ということに気が付けたことが嬉しいですね。



―――アルバイトなどはやられていたのですか?



結婚式場のウエイトレスと居酒屋(敷居の高い和食居酒屋)でバイトをしていました。

結婚式場ではバイトリーダーとして、厨房とバイト生の間に立って指揮する立場でした。
そこでは、やるほどに接客意識も変わっていき、淡々とお料理を運ぶだけではなく、喜んでもらえる接客を心がけていましたね。
お客さんが喜んでくれていることが嬉しかったです。


―――今後の就職などはどうされるのですか?


今後は、初めは副業可能な会社に就職したいと思っています。


今の経験は、組織に属して働きながら、副業として活かしていくつもりです。

また、結婚や出産などで自分のライフスタイルが変わったときの1つの選択肢として、フリーランス活動を視野に入れていますね。


文字とビジュアルで、たくさんの人に地方とその地域の人の魅力をわわかりやすく伝えるお仕事がしていきたいと思っています。

 







感想


未来さんは、ずいぶん年上の私にも、決して臆することなく、堂々とお話をしてくれました。
とても朗らかで、親しみやすい一方で、一人でどこへでも行き、新しいことにもどんどんチャレンジしていく行動力の持ち主。


小さな頃は、とても積極的で、誰とでもすぐにお友達になれるお子さんだったとか。
中学は陸上、高校では女子サッカー、大学ではダンス、といろいろな種目に挑戦されたそうです。
そこからも、未来さんの積極的で好奇心旺盛な部分が垣間見られました。


旅行に行って、一番楽しいと思えるのは、その地域の人とのふれあいだという未来さん。
地域活性化や、女性の新しい働き方など、様々なところで活躍が期待できます!


これからも応援していますね!!!